一. 本尊 釈迦如来(しゃかにょらい)
法清寺では、お釈迦さまをご本尊としてお祀りしています。
釈迦如来(お釈迦さま)は紀元前6世紀に現在のインドでお生まれになり、仏教を開かれました。その教えが2600年たった現在まで伝わっています。
脇侍 普賢菩薩(ふげんぼさつ)
普賢菩薩は世界にあまねく現れ、その慈悲と理智で人々を救う菩薩様です。
六牙の白像の上に結跏趺坐(けっかふざ)をしているのが特徴です。
文殊菩薩と共に、釈迦如来の脇侍としてお祀りされることが多いです。
脇侍 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
文殊菩薩は智慧を司る菩薩様です。
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざは、この文殊菩薩から来ています。右手に智慧を象徴する宝剣を持ち、獅子の上で結跏趺坐(けっかふざ)を組んでいるのが特徴です。
二. 施無畏観音(せむいかんのん)
本堂正面で合掌しているのが、施無畏観音です。
施無畏観音は人々の不安や恐怖を取り除き、「畏(おそ)れ無きを施して」下さる観音様です。
この施無畏観音は彫刻家の長江録弥(ながえろくや)先生作です。
三. 地蔵菩薩
天保9年(1838年)、法清寺十七世・高外越山(こうがいえつざん)大和尚の時代に作られたものです。
地蔵菩薩は「お地蔵さん」として広く親しまれています。お地蔵さんは「子供の守り神」「土地神」といった役割を担っています。
法清寺では納骨堂の上に安置されています。
四. ふれ愛観音(ふれあいかんのん)
「目の見えない方が触れて拝める仏像」という考えのもと作られた日本で最初のものです。
仏師の西村公朝(にしむらこうちょう)先生によって作られました。
京都の清水寺など、現在日本全国で六十体以上安置されています。
五. 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
文殊菩薩は智慧を司る仏様で、こちらの像は仏師の小林玄㫕(こばやしげんこう)先生に作っていただきした。
曹洞宗や臨済宗などの禅宗では、文殊菩薩を「聖僧(しょうそう)」様として、坐禅を行う僧堂に安置します。
そのため毎月第二土曜日に行っている「やすらぎを求めて」で坐禅を行う際には、本堂の中央に安置しています。
曹洞宗 久翠山 法清寺
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